撮影・大野博司
パソナグループは14日、創業者の南部靖之グループ代表兼社長CEO(最高経営責任者、73)=写真=が5月31日付で退任すると発表した。1976年の創業から50年目の節目を迎え、新体制で新しいグループ構築を目指す。後任には、若本博隆副社長(64)が会長、中尾慎太郎常務(50)が社長に就任する予定。8月22日の株主総会後に正式決定する。
南部氏は大学卒業前の1976年に人材派遣会社「テンポラリーセンター」を創業した、人材ビジネスの草分けの1人。93年に「パソナ」に名称変更し、2001年に大証ナスダック・ジャパン(現ジャスダック)に上場。07年には持ち株会社パソナグループを設立し、東証1部と大証ヘラクレスに上場した。
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