帝国データバンクが31日発表した食品主要195社の価格改定動向調査によると、4月は4225品目で、平均16%の値上げが予定されていることがわかった。1月以降、4カ月連続で前年同月を上回り、おととしの10月以来、1年半ぶりに4000品目を超えた。
4月の場合、最も多いのはみそ、ドレッシングなどの「調味料」の2034品目で、缶ビール、缶チューハイ、コーヒーなどの「酒類・飲料」の1222品目、ハム・ソーセージ、冷凍食品などの「加工食品」の659品目などが続いている。
2025年の値上げは9月までの公表分で累計1万1707品目に上っており、すでに前年の9割を超えている。年間累計では最大2万品目に達すると同社は予想している。