連合は21日、今春闘の第2回回答集計(19日時点)を発表した。それによると、定期昇給とベースアップを合わせた賃上げの加重平均(1388組合、約197万人)は1万7486円、5.40%で、前年同期より1107円、0.15ポイント上回った。最終的に昨年を上回る賃上げとなるのは確実な情勢だ。
従業員規模別では、300人以上(664組合、約190万人)企業の場合は1万7661円、5.41%で前年同期より1089円、0.13ポイント上回っている。一方、300人未満の中小企業(724組合、約7.9万人)は1万3288円、4.92%でやはり前年同期より1372円、0.42ポイント上回ったが、5%台は割り込んでいる。