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2025年3月 6日

32年ぶりの6%超要求 連合の春闘平均賃上げ率

 連合は6日、今春闘における2939労働組合の賃上げ要求は、3日時点で1万9244円、6.09%(加重平均、定期昇給を含む)になったと発表した。昨年の同時期を1638円、0.24ポイント上回り、1993年の7.15%以来、32年ぶりに6%を超える水準となった。

 このうち、労組員300人未満の1891組合では1万7667円、6.57%で、やはり昨年を2208円、0.60ポイント上回り、95年の6.28以来、30年ぶりの6%超え要求となっている。

 また、有期・短時間・契約等労働者も要求は時給ベースで81.35円(同5.96円増)、月額ベースで1万5802円(同1022円増)となっている。

 今春闘は交渉のヤマ場を迎えており、12日に大手企業による集中回答日を迎える。

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