パーソルホールディングスが19日発表した「女性IT人材の就業に関する調査」によると、IT職の女性の43.4%が現在の仕事に満足しており、女性総合職の36.7%、男性IT職の40.8%をいずれも上回った。「自分の適性に合っている」「スキルや能力を高められる環境がある」などが主要な理由だった。
一方、ジェンダーギャップを感じる場面では「給与」「評価」「昇進・昇格」「活躍のしやすさ」について、「男性の方が優位」と感じる人が多く、女性総合職とほぼ同じ傾向がみられた。
キャリア継続のために組織に求めることは「休暇の取りやすさ」「勤務地・勤務時間の柔軟さ」「業務量や時間に見合った給与」「正しい評価」などを挙げる人が多く、いずれも男性IT職より比率が高かった。
調査は1月9~11日に実施。20~49歳の男女IT職、女性総合職1236人の回答を集計した。