リクルートが18日発表した2026年卒「就職プロセス調査」によると、2月1日時点の大学生の内定率は39.3%(前年同期比15.4ポイント増)と前年を大きく上回っており、13年以降の最高を記録。企業側の"青田刈り"が一段と鮮明になっている。
文理別では文系が37.1%、理系が44.3%。男女別では男子が41.4%、女子が37.0%で、いずれも前年を大きく上回った。内定を得た学生が就職活動を止める進路確定率も20.6%(同6.5ポイント増)と2割を超えた。就活にエネルギーを費やさず、学生生活の充実を図る意識が垣間見える。
調査は1~7日に実施、「リクナビ」会員の大学生929人の回答を集計した。