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2025年2月14日

昨年の転職者数、3年連続増の331万人 男性が伸びる、総務省の労働力調査詳細

 総務省が14日発表した2024年労働力調査の詳細集計平均結果によると、年間の転職者数は約331万人(前年比0.9%増)と3年連続で増加した。うち男性が154万人(同2.0%増)、女性が177万人(同0.0%)。転職希望者は約1000万人(同0.7%減)と8年ぶりに減少した。

 一方、非正規職員2126万人(同0.1%増)について、理由を聞いたところ、「自分の都合のよい時間に働きたいから」が731万人(同2.7%増)で最も多く、次いで「家計補助、学費などを得たいから」が366万人、「家事・育児・介護と両立しやすいから」が227万人など。

 失業者数は約195万人(同1.5%減)と減少が続いており、失業期間も「3カ月未満」が83万人(同1.2%増)と増えた一方、「1年以上」は54万人(同8.5%減)に減っており、人手不足による就業機会の増加がうかがえる結果となった。

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