マイナビが13日発表した「花粉症と仕事に関する調査」によると、20代の2人に1人は花粉症が転職時期などに影響を及ぼし、花粉症の正社員の約7割が「生産性が下がる」と答えていることがわかった。これから"本番"の花粉症だが、働く人たちにとってはかなりの"大敵"のようだ。
転職を考えている正社員の56.3%は花粉症で、年代が低いほど割合が高かった。転職活動への影響は35.2%が感じており、ここでも20代が50.7%と高かった。具体的には「転職時期をずらした」「応募職種などを変更したことがある」「選考でパフォーマンスの低下を感じた」など。
また、現在就労している正社員で花粉症に悩まされている人の59.7%が「業務に支障が出る」、71.1%が「生産性が下がる」と回答。これに対して、空気清浄機の設置などの対策を講じている企業は57.5%にとどまっており、企業にとっても花粉症対策は無視できない状況になっている。
調査は1月6日~9日に実施。全国の20~50代の正社員で、転職経験者ら1368人の回答を集計した。