厚生労働省が17日発表した2024年民間主要企業の年末一時金妥結状況によると、平均89万1460円(前年比4.9%増)と3年連続増の過去最高となった。
産業別で最も高かったのは「自動車57社」の103万8777円(同7.2%増)。次いで「鉄鋼15社」の98万2366円(同2.6%増)、「化学22社」の98万1348円(同10.4%増)など。21産業のうち、マイナスは「食料品・たばこ10社」「金融・保険3社」「非鉄金属11社」だけ。最低は「サービス10社」の59万6191円(同13.0%増)だった。
対象は資本金10億円以上、従業員1000人以上で労組のある大企業324社。