エン・ジャパンが10日発表した「若手人材の採用」に関する企業の意識調査によると、第二新卒の採用では6割以上が「前職の勤務期間」を重視し、勤続期間が1年未満の場合は「懸念になり得る」とみていることがわかった。
新卒3年以内で転職する第二新卒については、63%の企業が「採用を増やしたい」と前向きだが、前職の勤務期間を「非常に重視する」「やや重視する」企業が64%に達し、懸念される勤続期間は「1年未満~1カ月未満」が63%に上り、「懸念にならない」の17%を大きく上回った。
重視する理由は「再離職の可能性が高いから」が最多の83%を占め、重視しない理由は「人柄を評価するため」が65%だった(複数回答)。
調査は昨年6~7月に実施、採用支援HP「エンゲージ」利用の300社から有効回答を得た。