今冬の忘年会・新年会を実施する企業は6割に上り、4年連続で増えていることがわかった。東京商工リサーチが11日発表した調査で明らかになった。1~9日に実施、全国6529社の有効回答を集計した。
忘・新年会を行う企業は59.6%(前年比3.7ポイント増)となり、2年連続で過半数を占めた。コロナ禍の20年当時の5.6%から4年連続で上昇している。ただ、コロナ前の19年当時の78.4%には及んでいない。
実施の理由は「従業員の親睦を図るため」が最も多く、「従業員の士気向上のため」「定番行事だから」など。一方、実施しない企業の理由は「開催ニーズが高くないため」「参加に抵抗感を示す従業員が増えたため」など。
実施企業に参加が「労働時間」になるかどうか聞いたところ、90.2%が「ならない」と回答した。