メイテックグループホールディングス(HD)が31日発表した2024年9月連結中間決算(日本基準)によると、大手メーカーの技術開発投資が堅調に推移したことから、売上高は658億3700万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は90億2000万円(同4.6%増)、経常利益は90億4800万円(同4.9%増)、中間利益は55億3800万円(同3.7%減)と4年連続の増収増益となった。中間利益の減少は名古屋市内の旧本店の利用停止に伴う減損損失という一時要因のため。
内訳はメイテックが売上高457億3700万円(同4.6%増)で、9月末エンジニア数は7990人(同0.3%減)、稼働率は97.3%(同0.8ポイント増)。メイテックフィルダーズが各176億8900万円(同7.4%増)、4522人(同0.2%増)、95.7%(同2.6ポイント増)。メイテックはエンジニア数の減少を稼働率アップで補った形で、人手不足の本格化が影を落としている。
通期予想は...
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