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2024年10月21日

35%がフリーランス新法に期待 マイナビのフリーランス実態調査

 マイナビが21日発表した「フリーランスの意識・就業実態調査2024年版」によると、フリーランスの収入について「増えた」人は35.7%、「減った」人は49.9%だったが、会社員時代に比べて「仕事の進め方の自由度が上がった」人が79.9%に上るなど、充実している様子がうかがえる結果が出た。

 収入の増減も職種によって異なり、「ITエンジニア・開発系」は年収が約73万円増えたのに対して、「編集・ライター・印刷系」は約95万円減るなどかなりのバラつきがみられた。

 働き方の違いで最も高かったのは「仕事の進め方の自由度が増えた」の79.9%で、「私生活の幸福度が上がった」の58.6%、「仕事のストレスが減った」の65.5%など(複数回答)、総合すると62.1%が「満足」と答え、「不満」は8.5%に過ぎなかった。

 11月から施行されるフリーランス新法については、「契約トラブルの防止」「自分の権利を主張しやすくなる」「安心して働ける環境になる」など、全体では35.0%が「期待できる」「やや期待できる」と答え、「期待できない」の20.0%を上回った。

 調査は8月23~27日に実施。20~69歳男女で本業、副業のフリーランス1000人の有効回答を集計した。

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