マイナビが１２日発表した２０２６年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査」によると、８割以上の学生が「初任給額が応募に影響する」と答え、希望の初任給は「２２万円以上」が６割以上を占めた。
初任給の額が応募にその程度影響するか聞いたところ、「非常に影響する」が３２．３％、「やや影響する」が５４．８％で、合わせると８７．１％（２５年卒比３．２ポイント増）に達した。
最低限欲しい初任給は「２０～２１万円未満」が１８．２％（同６．２ポイント減）で最も多かったものの比率は減少。「２２～２３万円未満」から「２６万円以上」の５段階を合わせると６３．０％（同１３．８ポイント増）に大きく上昇した。
同社によると、昨今の物価高などの影響で、経済的安定を望む学生が増えているため。人手不足を背景に、初任給を挙げる企業が増えていることも、学生側の"強気"の背景にあるようだ。
調査は８月２０～３１日に実施。マイナビ会員の大学３年生・大学院１年生、１９０５人の有効回答を集計した。
