アデコグループが４日発表した「Ｘ、Ｙ、Ｚの３世代の仕事に関する比較調査」によると、Ｚ世代の４割がスマホのみで業務資料を作り、２割以上が毎日、生成ＡＩを使っていることがわかった。
調査は６月下旬に実施、１９６５～７９年生まれをＸ世代、８０～９５年生まれをＹ世代、９６～２０１２年生まれをＺ世代に区分。３世代合わせて２０５０人（２０～５０代の男女）の働き手を対象にした。
勤務先からパソコンだけ「貸与」されている人は３６．０％、「パソコンとスマホの両方貸与」が２９．８％、「どちらも貸与なし」が３０．４％とほぼ三分。
しかし、パソコンとスマホの両方、スマホのみ貸与の人たちで、スマホだけで業務用資料を作成している人は、Ｚ世代が３７．７％に上り、Ｙ世代の３２．０％、Ｘ世代の２１．７％と世代が上がるごとに低減。生成ＡＩの業務使用を許可されている世代も、Ｚ世代の３３．０％に対して、Ｙ世代２９．１％、Ｘ世代２６．５％とＺ世代が最も高く、これがスマホによる資料作成に寄与しているようだ。
