厚生労働省が29日発表した2023年「労働争議統計調査」によると、昨年は292件(前年比22件増)で3年ぶりの増加。20年の303件以来、2年連続で減少していたが、少し増えた。うち、労働委員会などが関与した「争議行為」を伴わない争議が217件、ストライキなど争議行為を伴う争議は75件だった。
争議行為を伴う争議で最も多かった産業は「医療、福祉」の28件で、「情報通信業」が14件、「運輸、郵便業」が10件で続いた。争議内容は「賃金」が最多の157件。23年中に解決したのは221件だった。
厚生労働省が29日発表した2023年「労働争議統計調査」によると、昨年は292件(前年比22件増)で3年ぶりの増加。20年の303件以来、2年連続で減少していたが、少し増えた。うち、労働委員会などが関与した「争議行為」を伴わない争議が217件、ストライキなど争議行為を伴う争議は75件だった。
争議行為を伴う争議で最も多かった産業は「医療、福祉」の28件で、「情報通信業」が14件、「運輸、郵便業」が10件で続いた。争議内容は「賃金」が最多の157件。23年中に解決したのは221件だった。