帝国データバンクが31日発表した「食品主要195社」価格改定動向調査によると、8月は642品目で約12%の値上げとなることがわかった。乾麺やソースなどのパスタ製品を含む加工食品が319品目、カカオ豆高騰でチョコレートやアイス製品などの菓子128品目が値上げとなる。
今年は5月以降、値上げは"一服"していたが、9月以降は再び値上げ品目が増え、11月までに判明している品目は1万1617品目、平均値上げ幅は17%程度になりそうだ。ただ、同社によると最近は本体価格の引き上げから、内容量の減量などの「据え置き・維持」へのシフトも目立ち始めているという。