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2024年7月11日

来年賃上げ、7割近くが「実施予定」 平均3.85%、経済同友会調査

 経済同友会が11日発表した6月景気定点観測調査によると、来年の賃上げを「実施予定」の企業が67.6%(前年同期比21.6ポイント増)あり、賃上げ率は「4~5%未満」が最多の30.3%であることが分かった。

 実施予定企業は今年より大きく増え、「予定はない」の5.0%を大きく上回っている。方法は定期昇給とベースアップが主で、年収ベースのアップ率は「4~5%未満」に次いで、「3~4%未満」が23.9%、「2~3%未満」が21.1%。加重平均では製造業が3.68%、非製造業が3.94%で、全体では3.85%となっている。

 同調査は年4回実施。今回は6月17~7月1日に実施し、会員企業188社の回答を集計した。

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