連合は5日、3日時点の「春闘第6回回答集計」を発表した。それによると、4938組合、組合員約289万人の加重平均月額で1万5236円(賃上げ率5.08%)となり、前回(5月2日時点)の1万5616円(同5.17%)から金額、率ともに下がったが、5%の大台は維持した。賃上げ率は前年同期より1.42ポイント上回っている。
企業規模別では、従業員300人以上の1422組合で1万5784円(同5.16%)、同300人未満の3516組合で1万1361円(同4.45%)となった。5月末時点の結果としては、どちらも比較可能な2013年以来、金額、賃上げ率とも最も高い水準を維持している。
非正規の賃上げは381組合、約88万人の時給ベースで62.70円アップの1154.70円。142組合、2万7000人の月給ベースで1万851円(同4.97%)の大幅アップを維持している。