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2024年5月15日

海外求人広告減などで減収も大幅増益 通期の増減見通せず、リクルートHD3月期連結

 リクルートホールディングス(HD)が15日発表した2024年3月期連結決算(IFRS)によると、売上収益(売上高)は3兆4164億9200万円(前期比0.4%減)、営業利益は4025億2600万円(同16.9%増)、税引前利益(経常利益)は4262億4100万円(同15.9%増)、当期利益は3536億5400万円(同31.1%増)の減収増益となった。主要指標の調整後EBITDAは5983億9700万円(同9.8%増)。期末配当は1株11.5円で、中間の11.5円と合わせて年間23円(同1円増)の増配とした。 

 売上高最大部門の人材派遣は、国内(スタッフサービスHDとリクルートスタッフィングの合計)が7516億円(同9.9%増)と堅調だったが、海外(スタッフマークHDなど)は派遣需要の鈍化で8826億円(同2.1%減)の微減。合わせると1兆6342億円(同3.1%増)となった。

 HRテクノロジーは主力の求人情報サービス、インディードが求人広告の減少に見舞われ、売上高は1兆118億円(同9.3%減)と昨年の大幅増から一転して減収に。マッチング&ソリューションは人材紹介などが3050億円(同2.5%増)、販売促進が4924億円(同9.0%増)で合計8078億円(同6.2%増)と2年連続の増収だった。

 通期見通しは...


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