パーソルホールディングス(HD)が13日発表した2024年3月期連結決算(国際会計基準)によると、売上収益(売上高)は1兆3271億2300万円(前期比6.8%増)、営業利益は520億6500万円(同21.8%増)、税引き前利益(経常利益)は489億2600万円(同18.6%増)、当期利益は319億7400万円(同29.0%増)となり、3年連続で大幅増収増益となった。
しかし、主要指標の調整後EBITDA(営業利益+減価償却費など)は722億8700万円(同4.0%減)、調整後当期利益は388億3900万円(同1.8%減)のマイナスだった。期末配当は1株4.3円で、中間の4.3円と合わせて年間8.6円(同2.5円増)の増配とした
主力の人材派遣は稼働者数の増加と派遣単価のアップによって、売上収益は約5757億円(同5.7%増)と順調に伸び、人材紹介も企業の正社員採用意欲が旺盛だったことから約1282億円(同22.8%増)と大幅に伸びた。海外派遣も新型コロナの影響がなくなり、約4127億円(同6.8%増)に伸びた。
通期見通しは...
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