パソナは２日、マイクロソフト社と連携して同社のプログラム「Code; Without Barriers in Japan」を使い、女性派遣スタッフを対象にしたデジタル人材の育成を始めたと発表した。２０２５年度までに１万人の育成を目指す。
プログラムはＡＩ時代に必要なソフトスキル、生成ＡＩの基礎知識、生成ＡＩの体験トレーニングなど。プログラム修了者にはキャリアコンサルティングを実施し、希望職種の派遣就業をサポートする。
政府は「デジタル田園都市国家構想総合戦略」を掲げて、２６年度までに２３０万人のデジタル人材の育成を目指しているが、ＩＴ関連の公的職業訓練での女性の利用は少なく、ＩＴ技術者の割合も２割程度にとどまっているのが実情だ。
