連合は18日、16日時点の「春闘第4回回答集計」を発表した。それによると、3283組合、組合員約253万人の加重平均月額で1万5787円(賃上げ率5.20%)となり、前回(2日時点)の1万6037円(同5.24%)から金額、率ともに下がったが、5%の大台は維持した。賃上げ率は前年同期より1.51ポイント上回っている。
企業規模別では、従業員300人以上の1160組合で1万6141円(同5.24%)、同300人未満の2123組合で1万2170円(同4.75%)となり、中小の健闘が目立っている。
非正規の賃上げも237組合、約75万人の時給ベースで66.44円アップの1158.66円。74組合、1万8300人の月給ベースで1万3442円(同5.98%)の大幅アップを維持している。