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2024年4月10日

「定年まで勤務」は男性48%、女性41% 24年卒者の意識調査、キャリタス

 キャリタス(旧ディスコ)が10日発表した24年卒「キャリアプラン・ライフプランに関する調査」によると、入社企業で働く予定の勤続年数は男子の場合、「定年まで」が48.0%で最も多かったが、「5年くらい」が17.5%、「10年くらい」が15.2%、「3年くらい」が8.9%あり、「10年以内」を合わせると42.9%になることがわかった。

 女子もほぼ同じ傾向だが、「定年まで」は41.3%に下がり、「10年以内」は52.2%と過半数を超えている。エリア職・一般職になると、「定年まで」は36.4%とさらに下がり、「10年以内」が56.8%に達している。

 定年まで勤めるつもりのない人に退職理由を聞いたところ、男女とも「転職」が最も多く、男子は82.9%、女子は74.7%だった。女子の場合も「結婚」や「出産・育児」を理由にする人はそれぞれ1割前後にとどまり、女性も生涯にわたって仕事を続ける考えが一般的になっていることをうかがわせた。

 調査は2月16日~3月4日に実施、「キャリタス就活」モニターの就職先決定者877人の回答を集計した。

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