連合は4日、2日時点の「春闘第3回回答集計」を発表した。それによると、2620組合、組合員約237万人の加重平均月額で1万6037円(賃上げ率5.24%)となり、前回(3月21日時点)の1万6379円(同5.25%)から金額はやや下げたものの、賃上げ率はほぼ同じ水準を維持していることが分かった。賃上げ率は前年同期より1.54ポイント上回っており、1991年当時の5.66%以来の水準。
企業規模別では、従業員300人以上の1020組合で1万6363円(同5.28%)、同300人未満の1600組合で1万2097円(同4.69%)となっている。
非正規の賃上げも216組合、約74万人の時給ベースで66.67円アップの1158.89円。63組合、1万6700人の月給ベースで1万3870円(同6.18%)と大幅アップとなっている。