東京商工リサーチが16日発表した「早期・希望退職者募集」実施状況によると、2023年は41社(前年比3社増)、対象人数は3161人(同2619人減)となり、人数は半減した。直近決算は黒字だった企業が過半数の21社あった。
業種別では「情報通信」が11社で最も多く、「電気機器」「アパレル関連」「医薬品」が各5社。コロナ禍で21年に募集が相次いだ「航空・鉄道」は3年ぶりに募集がなかった。
募集人数では「100~299人」が最多の9社で、「1~29人」が7社、「30~49人」と「50~99人」が各5社。「300人以上」は大正製薬の645人と中外製薬の374人の製薬2社だった。