厚生労働省が12日発表した主要民間企業の2023年冬の一時金(ボーナス)によると、平均妥結額は84万9545円(加重平均、前年比0.78%増)となった。2年連続の80万円台で、18、19年の86万円台に次ぐ水準だったが、伸び率はわずか。
産業別では、自動車(53社)が96万9456円(同0.59%増)で最も高く、鉄鋼12社の95万7897円(同4.43%減)、造船8社の95万831円(同6.25%増)などが続いた。21産業のうち11産業がプラスとなった。
対象は資本金10億円以上で従業員1000人以上の労組のある331社。