労働政策審議会の第191回職業安定分科会雇用保険部会(守島基博部会長)は26日、雇用保険法を改正する部会報告案を審議した。
主な内容は雇用のセーフティーネットを拡大するため、同保険の適用対象となる「週の所定労働時間20時間以上」を「同10時間以上」の労働者に拡大するなど、先に厚生労働省が示した素案とほぼ同じ。
この日は育児休業給付の見通しを踏まえ、今後、利用が増えると見込まれることから、「保険料率を現行の0.4%から25年度に0.5%に引き上げ、実際には財政状況に応じて弾力的に調整できる仕組みを導入すべきだ」など、財政面についての意見を大幅追加した。
厚労省は年明けに...
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