リクルートが12日発表した「2024年卒就職プロセス調査」によると、今月1日時点の大卒内定率は95.1%(10月前回比3.1ポイント増、前年同期比1.1ポイント増)となった。22年卒当時の95.2%とほぼ並ぶ水準。今年は人手不足を背景に企業側の採用意欲は高く、年明けから内定出しを早める企業が多かった。
文理別では文系が94.0%、理系が98.1%。男女別では男子が95.3%、女子が95.0%。地域別では関東が95.6%、中部が96.1%、近畿が95.2%など。
就職活動で苦労したこと(複数回答)は「自己分析」の53.5%が最も多く、「エントリーシートなどの種類提出」が52.5%、「面接」が51.4%など。
調査は1~4日に実施、「リクナビ」モニター登録の大学生1063人の有効回答を集計した。