帝国データバンクが６日発表した「２０２３年冬季賞与」動向調査によると、社員１人あたりの賞与が「増える」企業は２４．１％（前年比２．９ポイント増）となった。また、２年連続で「増える」業種は農林水産業、卸売業、サービス業などを中心に１０．３％（同１．７ポイント増）あった。
賞与額が「変わらない」企業は最多の４２．０％（同１．０ポイント減）で、「減る」が１３．８％（１．１ポイント減）、「賞与はない」が１２．２％（同１．１ポイント減）あった。同社は「実質賃金の減少が続く中で、賞与の増加が消費拡大の起爆剤になることが期待される」としている。
調査は１１月１６～３０日に実施、全国２万６９７２社のうち１万１３９６社から有効回答を得た。今回、金額は公表していない。
