パーソルホールディングス(HD)が10日発表した2023年9月連結中間決算(国際会計基準)によると、売上収益は6548億8700万円(前年同期比7.8%増)、営業利益は263億7900万円(同22.6%減)、営業利益に減価償却費などを加えたEBITDA(調整後)は350億3900万円(同19.1%減)、中間利益は167億6800万円(同23.9%減)の増収減益となった。派遣スタッフの社会保障コスト増や新型コロナ対応事業の縮小などが減益要因。中間配当は1株あたり43円で、年間では86円を予定している。10月1日に1対10の株式分割を実施した。
セグメント別収益では、人材派遣を中心にしたスタッフィング部門が堅調に推移して2864億5900万円(同7.4%増)、人材紹介などのキャリア部門が633億8800万円(同29.2%増)などと好調だったが、BPO部門は新型コロナ関連の業務が落ち着いたことから541億3700万円(同5.1%減)の減収となった。
通期見通しは...
※こちらの記事の全文は、有料会員限定の配信とさせていただいております。有料会員への入会をご検討の方は、右上の「会員限定メールサービス(triangle)」のバナーをクリックしていただき、まずはサンプルをご請求ください。「triangle」は法人向けのサービスです。