パーソルキャリアが運営するdoda(デューダ)が23日発表した「リモートワーク・テレワークの実態調査」によると、勤務先でテレワーク・リモートワークが認められている人は51.2%に上るものの、実際にリモートで仕事をしている人は27.4%に過ぎず、リモート希望者との間にかなりの開きのあることがわかった。
リモートが認められている人に今後の見通しを聞いたところ、「継続」と回答した人は57.2%あったものの、そのうちの11.2%が「リモートの日数が減る」と回答。リモートワークの廃止や減少に動く企業の多いことがうかがわれた。
希望する勤務スタイルについては、リモートと出社を組み合わせる「ハイブリッド」が41.5%で最も多く、「会社の定める場所」が38.0%、「自宅などでのリモート」が19.7%。ハイブリッドとリモートの希望者を合わせると61.2%になり、"出社回帰"を狙う企業側とはかなりの開きがありそうで、今後の採用戦略に影響を及ぼしそうだ。
調査は8月23~9月1日に実施、22~59歳の正社員1万5000人の有効回答を集計した。