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2023年8月25日

7月は2.29倍、再び上昇基調に 求人数3割増、doda転職求人倍率

 パーソルキャリアが24日発表した7月のdoda転職求人倍率は2.29倍となり、前月比0.03ポイント増、前年同月比0.31ポイント増だった。転職倍率は昨年12月に2.54倍の過去最高を付けて以降は低下傾向をたどっていたが、5月から再び上昇基調を取り戻している。求人数は前年同月比29.3%増と大幅に伸びた一方、転職希望者数は同12.0%増となっている。

 求人倍率の高い業種は、人材サービスの6.63倍(同0.41ポイント増)、コンサルティングの6.55倍(同1.08ポイント増)、IT・通信の6.47倍(同0.89ポイント増)など。一方、低い業種は小売り・流通の0.50倍(同0.11ポイント増)、レジャー・外食の0.71倍(同0.24ポイント増)など。

 同社によると、残業の上限規制が適用される「2024年問題」を抱える建設・不動産では人員補充を目的に求人数が同41.2%増と増えているものの、求職者数はそれほど増えないため、倍率は4.40倍(同1.11ポイント増)とハネ上がっているのが特徴となっている。

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