パソナグループが14日発表した2023年5月期連結決算(日本基準)によると、売上高は3725億7900万円(前期比1.8%増)、営業利益は143億7700万円(同34.9%減)、経常利益は153億6600万円(同31.7%減)、当期純利益は60億9900万円(同29.3%減)となり、前年の増収増益から増収減益を余儀なくされた。期末配当は1株あたり35円に据え置いた。
主力のエキスパートサービス(人材派遣)が1471億8800万円(同3.2%減)、人材紹介・再就職支援も139億2300万円(同5.3%減)と減少したが、BPOサービス(委託・請負)が1419億600万円(同1.9%増)に伸びたことなどから、売上高は辛うじてプラスを維持した。しかし、アウトソーシング事業に係る重複コストや東京オフィス移転に伴う一部費用などが影響し、大幅減益となった。
通期見通しは...
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