リクルートが8日発表した「就職プロセス調査」によると、来春卒業予定の大学生・大学院生の内定率は1日時点で79.6%(前年同期比6.5ポイント増)となり、企業の6月選考が解禁された2017年以降、最も高くなった。
ただ、内定取得者でも34.2%は就活を継続しており、2社以上の内定を得ている学生が2割を超えていることから、同社は今後、内定辞退者が増えると予想している。調査は1~5日に実施、「リクナビ」モニター1537人の回答を集計した。
ディスコが6日に発表した1日時点の内定率も81.3%(同4.4ポイント増)と8割を超えているが、内定取得者と未内定者を合わせると4割以上が就活を継続している。