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2023年5月15日

売上高、営業利益とも二ケタ増 IFRSに移行へ、パーソルG3月期連結

 パーソルグループが15日発表した2023年3月期連結決算(日本基準)によると、売上高は1兆2239億6700万円(前期比15.4%増)、営業利益は530億6100万円(同10.2%増)、経常利益は536億9300万円(同8.5%増)、当期純利益は205億7800万円(同35.5%減)となり、前年に続く2年連続の大幅増収増益となった。当期純利益の調整後は409億9500万円(同3.7%増)。期末配当を1株40円とし、中間配当の21円と合わせて年間61円(同19円増)の増配とする。

 主力の人材派遣は稼働者数の増加と派遣単価のアップによって、売上高は約6184億円(同7.4%増)、ITエンジニアの派遣も約1340億円(同10.7%増)と順調に伸びた。人材紹介はホテルや観光企業の需要が旺盛で、約1044億円(同38.8%増)と前年に続いて大きく伸び、海外派遣も紹介事業の堅調に円安効果も加わり約3677億円(同26.8%増)と伸びた。

 通期見通しも、派遣の堅調に加えて収益性の高い人材紹介が伸びると予想されることなどから、...


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