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2023年4月28日

非就業の3人に1人が「すぐに・よい仕事があれば」 女性1万人の就業意識調査、リクルート

 リクルートが28日発表した「女性の就業に関する1万人調査2023」によると、就業していない女性の3人に1人が「すぐにでも働きたい、よい仕事があれば働きたい」と考えていることがわかった。

 非就業者3980人に就業意向を聞いたところ、「職業を持つつもりはない」が49.9%で最も多かったが、「すぐにも職業を持ちたい」が6.4%、「よい仕事があれば職業を持ちたい」が24.3%あり、合わせて30.7%になった。「いずれは職業を持ちたい」も19.4%あった。ただ、最近1年間に仕事探しをした人は17.5%に過ぎなかった。

 働いていない理由(複数回答)については、「家事、育児、介護などで働く時間がない」(18.5%)、「経済的に働く必要がない」(13.6%)、「仕事をする自信がない」(13.5%)など。

 非就業者も含めて仕事を選ぶ際に重視すること(複数回答)は「安心して働けそうであること」が22.9%で最も多く、「休暇が取りやすい」が20.8%、「長く働けそうなこと」が17.2%などで続いた。

 同調査は13、19年に実施しており、今回で3回目。同社によると、非就業者の就業希望に大きな変化はないものの、就業条件に「安心して働けそう」がトップになったのはコロナ禍のため、と分析している。

 調査は2月14~20日に本調査を実施、全国の18~69歳の女性1万人の有効回答を集計した。

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