帝国データバンクが18日発表した「食品主要195社の価格改定動向調査」によると、18日時点で今年7月までの値上げ品目が2万点を超え、前年7月の判明より3カ月も早いことがわかった。同社は「年内に3万品目が値上げされる可能性がある」と予想している。
今年1~4月に実施された値上げは1万5000品目近くに達し、5~8月も5220品目の値上げが予定されていることから、累計で2万品目を超える見通し。1回あたりの平均値上げ率は15%で、種類も価格高騰が続く鶏卵、不作続きの海苔製品、削り節などのだし製品、カップ麺や冷凍食品など、多岐にわたっている。