マイナビが24日発表した2023年版「転職動向調査」によると、22年の正社員の転職率は7.6%(前年比0.6ポイント増)と大きく増え、16年以降最も高い水準になった。また、転職で年収の増えた人は39.5%(同3.9ポイント増)だった。
男女別では男性が7.9%(同0.9ポイント増)、女性が7.2%(同水準)で、男性の伸びが目立った。男女とも転職理由は「給与が低かった」が最も多い。
転職で年収の上がった人は19年の33.7%からコロナ下でも年々増え続け、22年は大きく増えた。男性の20代が44.9%、30代が47.7%と平均を上回っている。現在職種ではクリエイター・エンジニアの52.0%が最高だった。
調査は昨年12月16~20日に実施、20~50代の正社員男女で転職経験者1500人の有効回答を集計した。