パーソルキャリアが13日発表した2022年「副業の実態調査」によると、正社員で副業をしている人はわずか8.2%(前年比0.2ポイント増)に過ぎず、していない人の73.4%(同0.8ポイント減)を大きく下回っていることがわかった。「検討中」の人が18.4%(同0.6ポイント増)と増えており、関心が高まっていることも明らかになっている。
副業している人の職種で多いのは「サービス業(接客・販売)」や「株・FX」などで、月収は「1万円未満」が29.1%で最も多く、「10万円以上」が15.9%、「1万円台」が15.4%、「5万円台」が12.2%など。
そもそも、副業が認められている企業は25.3%に過ぎず、半数近い49.8%が「禁止している」状況。政府が推進している副業の浸透には時間が掛かりそうだ。
調査は22年8月下旬に実施、20~59歳の正社員男女1万5000人の有効回答を集計した。