産労総研が27日発表した2023年度新入社員のタイプによると、今年は「可能性は∞(無限大)AIチャットボット」タイプだという。チャットボット(chatbot)は、「チャット」と「ボット」を足し合わせた造語で、ユーザーの入力するテキストや音声に対して、ロボットが自動的に回答する会話型システムのこと。
同総研によると、今年の新入社員はコロナ禍で学生生活の大半をオンラインで過ごしたことから、対面でのコミュニケーションにストレスを感じがちな一方、知らないことなどはその場で検索する十分なデジタルスキルを持っており、先輩らから適切なアドバイスを受ければ想定を超える成果を発揮する可能性に満ちているという。
企業の人事担当者や大学のキャリアセンター担当者らで構成する「新社会人の採用・育成研究会」に対して実施したアンケートを基に、同総研がまとめた。
21年度は「仲間が恋しいソロキャンプ」タイプ、22年度は「新感覚の二刀流」タイプだった。