エン・ジャパンが14日発表した「新型コロナ後の企業選びの軸」調査によると、コロナ禍を経て企業選びの軸が変わった人は3割を超え、変わった内容のトップは「テレワーク、副業など希望の働き方ができるかどうか」が過半数を占めることが分かった。
コロナ禍の前後で企業選びの変わった人は33%で、業種では「コンサルティング・士業」の43%、「IT・通信・インターネット」の40%など、比較的自由な仕事のできる業種で高かった。逆に「運輸・交通・物流・倉庫」が26%、「不動産・建設・設備」が28%などと低かった。
変わった人に具体的な内容を聞いたところ、「希望の働き方ができるか」が最多の51%で、「勤務時間など希望の条件があるか」が32%、「業績が好調か」が24%で続いた(複数回答)。
調査は昨年12月26日~今年2月1日に実施、「エン転職」ユーザー1万618人の有効回答を集計した。