連合が9日発表した今年の年末一時金回答集計結果(最終、組合員1人あたりの加重平均)によると、2.33カ月分(前年比0.12ポイント増)の69万1912円(同4万2987円、6.6%増)となった。集計数は2441労組、169万2283人。
業種別(その他を除く)で最も多い金額は製造業の76万4800円(同9.4%増)で、交通運輸の55万9492円(同3.7%減)、商業流通の54万9821円(同6.9%増)などが続いた。
一方、短時間(パートタイム)労働者は50労組、12万5203人で0.84カ月分の6万9215円。契約社員は26労組、4498人で2.14カ月分の36万6318円だった。
21%の企業が「冬ボーナス増やす」 帝国データ
帝国データバンクが同日発表した「2022年冬季賞与調査」によると、賞与のある企業は8割近くに上り、そのうち「変わらない」が43.0%(前年比0.6ポイント増)の多数を占めた。「増やす、増やした」が21.2%(同2.7ポイント増)に増え、「減らす、減らした」は14.9%(同4.5ポイント減)に減った。増やした業種は不動産、卸売り、運輸・倉庫、サービス。
調査は11月後半に実施、全国2万6953社のうち1万1510社の有効回答を集計した。