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2022年10月 6日

この1年の転職活動比率は19.1% 前年より7.2ポイント増、マイナビ

 マイナビが6日発表した22年版「転職活動における行動特性調査」によると、昨年6月~今年7月の約1年間に転職活動をした正社員の比率は19.1%(前年比7.2ポイント増)となり、その中で実際に転職できた人も3.8%(同1.9ポイント増)と大きく伸びたことがわかった。男性の18.9%に対して女性は19.5%で、転職できた比率も各3.4%、4.8%と女性の活動が活発だった。

 今後また転職する場合、「働きやすさ」と「働きがい」のどちらが重要か聞いたところ、「働きやすさ」が63.0%、「働きがい」が33.2%で「働きやすさ」を求める人が多かった。

 「働きやすさ」の場合、具体的には「リモートワークなど、働く場所を自由に選べる」が71.2%で最も多く、「在宅と出社を自分で選べる」が69.7%、「なんでも話せる同僚が近くにいる」が69.2%、「完全フレックスタイム制」が69.1%、「男性が育休取得しやすい」が68.6%となり、働く場所や時間を自己裁量で決められる環境を望んでいることがわかった。

 調査は7月4~7日に実施、20~50代の正社員男女で、直近の1年間に転職活動をした1600人の有効回答を集計した。

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