全国求人情報協会が22日発表した8月の求人広告掲載件数(週平均・職種別合計)は、124万2112件(前年同月比34.8%増)となり、6月から3カ月連続で120万件台を続けている。ウイズ・コロナの生活様式が定着しきれず、足踏みが続いている。
職種別でみると、「サービス」の中で「飲食店スタッフ」が週平均14万4943件(同61.8%増)、「調理スタッフ」は11万1541件(同54.2%増)、「運搬・清掃・包装」は14万7400件(同26.9%増)、最も掲載件数が多い「販売」も21万2056件(同30.7%増)となっている。
雇用形態別では、全体の8割を占めるアルバイト・パートが同34.0%増、このほか正社員が同16.1%増、契約社員が同15.2%増だった。
また、地域別では最も件数の多い関東・甲信越が同30.4%増だったほか、北海道・東北は同21.8%増、中部・北陸は同23.8%増、近畿は同32.6%増、中四国は同25.3%増、九州・沖縄が同25.7%増となった。