東京商工リサーチが14日発表した大手外食チェーン値上げ・価格改定調査によると、大手外食122社のうち、今年1月から9月上旬までに原材料の高騰などでメニュー価格の値上げを公表したのは58%にあたる71社、88ブランドに上った。
値上げの中心は中華・ラーメンの16ブランドで、ステーキ・焼肉とファストフードが12ブランドずつ。値上げを2回発表した企業も5社あった。値上げ幅は「5%以上~10%未満」が最多の25ブランドだった。同社は「年末に向けて値上げが相次ぐ事態も現実味を帯びている」としている。同調査は7月に次いで2回目だが、2カ月で19社、23ブランドが追加された。