ディスコが25日発表した外国人留学生の就職活動状況に関する調査によると、7月時点の内定率は48.0%(前年同期比9.0ポイント増)と大きく伸びたが、国内学生の84.9%に比べると低いことがわかった。
内定率は20年卒の40.6%以降、新型コロナの感染拡大もあって21、22年の2年は各31.5%、39.0%と低調だった。文理別では文系の44.4%(同8.2ポイント増)に対して、理系は59.6%(同14.5ポイント増)と理系の伸びが目立つ。ただ、内定者も含めて66.1%が就活を継続している。
調査は7月1~18日に実施、来年3月卒業予定の「キャリタス就活」に登録している留学生2329人を対象にし、375人から回答を得た。出身国・地域は中国の259人が最多。