パソナグループが15日発表した2022年5月期連結決算(日本基準)によると、売上高は3660億9600万円(前期比9.4%増)、営業利益は220億8300万円(同10.7%増)、経常利益は224億9600万円(同10.4%増)、当期純利益は86億2100万円(同27.1%増)と順調に増収増益を維持した。期末配当は1株あたり5円増配の35円。
主力のエキスパートサービス(人材派遣)は1520億6700万円(同2.0%増)と伸び悩んだものの、公的機関などからのBPOサービス(委託・請負)が1392億7200万円(同22.1%増)と大きく伸びたのをはじめ、キャリアソリューション(人材紹介)も147億円(同6.0%増)に増えるなど、全8部門で増収となった。
通期見通しも売上高3850億円(同5.2%増)、営業利益223億円(同1.0%増)当期純利益87億円(同0.9%増)の増収増益を見込み、配当は同35円に据え置く予定。