経団連が21日発表した加盟企業の今夏のボーナス(第1回、105社、加重平均)は92万9259円(前年同期比13.8%増)となり、4年ぶりのプラス。上昇幅は現行方法で集計を始めた1981年以降で最大となった。
業種別では製造業(93社)が93万475円(同15.11%増)、非製造業(12社)が92万2512円(同6.99%増)となり、コロナ下で先行回復したメーカーの業績を反映している。16業種の中で最も高かったのは「建設」(6社、従業員平均)の127万1661円(同1.14%減)で、「鉄鋼」(8社)が101万9071円(同88.13%増)で続いた。
調査対象は従業員500人以上の21業種253社から平均額不明などの企業を除いて集計した。