ディスコが13日発表した2024年卒業予定の大学3年生を対象にした「職業意識とインターンシップに関する調査」によると、企業のインターンシップ等には94.5%が「参加したい・参加の予定」と考えており、形式は「対面とオンラインの両方」を望む人が77.2%に上ることがわかった。
ただ、興味のある仕事、やりたい仕事へのイメージについては、「なんとなくイメージはある」が68.3%を占め、「具体的にある」の18.3%を大きく上回っている。興味のある業界(3択)は「メーカー」の49.0%、「サービス」の39.0%、「IT」の26.7%が上位だが、文系では「サービス」が52.7%でトップ、理系では「メーカー」が56.1%でトップとなった。
この学年は入学時から第1波のコロナ禍に見舞われており、学生生活について69.8%が「満足に送れていない」と感じているが、就職戦線については「厳しくなる」という予想が54.9%で、1年前の63.5%、2年前の88.4%に比べると楽観的な見方が広がっている。
調査は5月18~25日に実施、同社の「キャリタス会員」の大学3年生と大学院修士課程1年生の1189人から得た回答を集計した。